「進学したいけれと、学費が心配」「入学後は親の経済的負担を軽くしたい」…。
学費について悩む人は少なくありません。
そこで学生の皆さんはどのように対応されているのかインタビューしました。
今回、お話しいただいたのは理学療法学科夜間部1年生の福島彪三さんです。
学費について、入学される前に情報収集しましたか
大学と専門学校ではどのくらい学費が違うのか、
さらに専門学校の中で学費が安く良い環境で学べる学校はどこなのか、多くの学校を調べて検討しました。
気がつけば、学校パンフレットは10冊以上になっていたと思います。
その結果、当学院を志望されたのですね。何かアルバイトはされていますか
6人兄弟ということもあり、お金に余裕があるわけではありませんでした。
なるべく親への負担を減らしたいと思い、社医学の受験の前からアルバイトをしてお金を貯めつつ勉強していました。
入学後の現在は日本学生支援機構の給付型奨学金と日中のリハビリ助手の仕事で、
学費や食費、交通費などを捻出しています。
また最終学年の4年次には実習が多くなり、さらに国家試験に臨むため、
リハビリ助手として働くのが難しくなると思います。そのため、今のうちから月に1万円貯金をしています。
しっかりしていますね! 当学院の学費に関する支援制度は利用されていますか
学費の分納制度を利用しています。
入学時も2年時以降も学費を分納することができるのはお金に余裕がない私にとって、
良心的で満足しています。
※入学時は2回、2年時以降は4回分納可。
制度とは異なりますが、先日学院から「学習特別支援金」として2万円が支給されました。
新型コロナウイルスの影響で始まったオンライン授業の受講を支援するものと聞いています。
授業の資料は学校で配付されていますが、オンライン授業の場合は各自で印刷しなければならず、
印刷代がかかると思っていたので助かりました。
学費のことで進学をあきらめている人に、アドバイスをお願いします!
アドバイスになるのかはわかりませんが、理学療法士、作業療法士の資格を取りたいという気持ちは人生の中で今しかないかもしれません。
お金のことでその気持ちを無くしてしまうのはもったいないことだと思います。
私自身、医療系の学校は学費が高くて、そもそも学校にすら入れない、最初はそう思っていましたが、
日中働いたり、奨学金や分納制度を活用したりすることで進学できました。
お金を使うことは未来の自分への投資だと思っています。
そして将来、今まで支えてくれた家族やその他の方々に存分に恩返しする――。
私はそういう思いで今、理学療法について学んでいます。
一日も早く恩返しできるといいですね。ありがとうございました!
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