作業療法学科 教員の竹内です。
だんだんと春めいてきて、また新たな出会いと別れの季節ですね!
この季節は学生たちの卒業で別れる寂しさはありますが、一生懸命4年間学び、
晴れて作業療法士として新しい門出を迎える卒業生たちを誇らしく感じています。
きっとたくさんの患者さんの健康と幸せな生活の援助ができる作業療法士として活躍してくれるでしょう!
ところでみなさんはこれからの人生、そして人生の最後をどのように生きたいですか?
人生100年時代、高齢になっても生き生きと最後まで幸せに生きる時代といわれています。
インターネットが発展し、情報が錯綜したり、コロナ感染症のような時代を揺るがすことが起こったり・・・
変化のスピードが速い時代に突入しましたよね。
そんな変化の多い時代であなたは、どんな人生を送りたいでしょうか。
作業療法士は「パーソン・センタード・ケア(その人らしさ)」を大切にしています。
適切なケアや対応を提供するには、その人らしさを理解することが重要であり、
対象者が求めていることは何かということを理解した上で治療プログラムを考え、その人の暮らしを支えることが大切です。
身体や心の機能、そして環境・作業の関わりについて正しい知識をもち、その人のありよう・その人らしさを理解し、
受け入れて尊重しながら、その人の希望の種を一緒に育てていきます。
これまで働いてきた経験から、私は「作業療法士」は人生経験が活かされるお仕事だと思います。
悲しみから立ち直った経験や喜びの経験、苦労した経験、没頭した趣味活動、仕事、もしくは家庭での役割、
そのすべての経験が援助を必要としている人の「その人らしさ」の理解や治療に役立ちます。
社会医学技術学院はそういった様々な人生経験を持った方が通えるように、働きながら学ぶ学び舎として創立され40年以上経ちました。
これまで多くの方たちが「作業療法士」を第2のキャリア、もしくは最初のキャリアとして選択し、活躍する学生たちをたくさん送り出してきました。
もしあなたがなにかに迷ったり、悩んだり、選択をしなければいけないとき、ご自身の「あなたらしさ」を大切にして前に進んでほしいと思います。
その先にもし「作業療法士」という選択があれば、ぜひ私たちと一緒に学びましょう。
興味をお持ちになったらぜひ一度、社会医学技術学院を訪れてみてくださいね。
社医学一同お待ちしています。
竹内
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