こんにちは。イチゴ大福です。
先日、理学療法学科 教員の中山先生の『日常生活活動論演習』という授業に
こっそりお邪魔してきました!
中山先生の解説とともにお伝えします!
ブログの最後には、おすすめのイベントも紹介します!
私たち、リハビリテーション専門職は対象者の方が障害をもった状態でも、
今までと同じように日常生活を送ったり、様々な役割を担えるためのお手伝いをする職業です。
そのための関わりの中には、単に身体を動かすだけでなく、生活を助ける様々な道具を提示したり、
その使い方をレクチャーする事も含まれています。
今回の講義では、そういった生活を助ける道具『自助具』の使い方を学ぶ事、
そしてそれを将来出会う対象者に紹介し、『使い方を指導出来る事』を目標にしています。
学生さんが、洋服に長い棒のようなものを引っ掛けています。
この自助具は『リーチャー』と言って、関節が十分に動かせないときにも洋服を固定したりと様々な形で代償してくれるものです。
この道具を使って服を着るためには、どのように使うとやり易いかなどを体験しながら学びます。
これは軍手です。
日常では何気なく使用している道具ですが、使い方によっては体の不自由さを体験できる道具となります。
軍手を2枚重ねて着用することで、手の感覚が鈍くなった状態を体験してもらっています。
この状態で、お財布の中から小銭を上手に出せるか、身の回りにある道具を上手く使うことが出来るのかなど、
様々な事を行って、その不便さを感じてもらうのも授業の大事な仕掛けです。
手や指の動きに制限が無くても、感覚が鈍くなるだけでボタンを上手にはめることが困難になったり、
指先の細かい動きが制限されてしまいます。
そういった不便さを補っていくための様々な道具があります。
ぜひ、学校説明会などでも触れる機会がありますので来校をお待ちしています。中山
みなさんいかがだったでしょうか。
そろそろ学校を決める時期・・・
実際の授業を紹介することで、少しでも入学後のイメージを膨らますお手伝いができたらうれしいです!
そして、6月16日(水)には、夜間部の授業を実際に見学できるイベントを開催します!
理学療法学科と作業療法学科の両学科の授業を一度に見学できるチャンスです!
夕方スタートなので、学校・仕事帰りにも参加できます!
詳細・申し込みはこちらからどうぞ♫
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